窓辺のふたり(Just the Two of Us)

（写真は同階同タイプで、今回募集のお部屋の隣の部屋のものです / 文章は当時掲載のもの）

2階の窓に人影が。見れば、ひとつ上の階の窓辺にも。階は違えど、窓辺に寄って。知らぬはふたりばかり。

寒暖差激しい日々ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。西永福です。ふと見れば、桜、卒塔婆。

井の頭通りを渡って。住宅街を進めば。なんだか印象的な建物。2階に窓ひとつ。3階にも窓、ひとつ。

募集のお部屋は2階。階段で2階へ。玄関を開ければ、木の質感がGoodで。シューズボックスの色味、床材、そして、天井。天井？

振り返れば、なるほどダイニングキッチン。アーチを描く天井は柔らかな木の微笑み。ダイニングは広さはありません。とはいえ、キッチンの手元に窓。室内に圧迫感はありません。キッチンに立つと違和感。床からシンクの高さは約80cm. 少し低さを感じます(成人男性177cmの場合)。

ダイニングキッチンの奥には和室。和室の天井も木材が剥き出し。腰高の窓の向こうには、のどやかに、松。バルコニーは奥行き広めのGood Feeling.

3点のユニットバスということで。そうですか。階段下にひっそりと、洗濯機置き場。階段？

そうなんです。メゾネットタイプなのです。見上げれば、なにかスペースがあるようですね。

木製の階段の安定感に抱かれて。途中、下を見れば。なるほど、随分と高いところまできたものです。でも、安定感あるから、高所が苦手な私にも優しい。好き。

2階の和室とはうって変わって、ブラックのフレームで象られた景色。温もりを感じる木材の質感。つつまれるようなアーチの天井。

ため息混じりのお洗濯。ふと、視界に入る2階の緑。窓辺の手すりに頬杖ついて、思索にふける3階。ふと、外の景色に目をやれば、眉間のシワも和らいで。その時、ふたりは同じ景色を共有していることなど、知らぬはふたりばかり。

(カーテンレールが付いていますので、お外のお散歩ピーポーから丸見えというわけでは御座いません。あくまで紹介上の妄想です)

西永福でホッパーが描いた情景が見られるとは、困ったものです。などと思いBack again西永福の交差点。そうでしたね、方南通り。手塗りの真っ白なシティバイクで、伸びやかに走れば。あっという間の西新宿。公園でゴロゴロしますか。今もジャスミンの香りはするでしょうか。

ご興味をお持ちの方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。

追記

今回募集のお部屋の写真も、以下に掲載します

室内は今後修繕予定。窓からの景色が若干異なりますので、ご確認ください