部屋とやきとんとわたし

(写真は前回募集時のものです / 当時あった西口やきとんは、場所を変えています　多くの方にとっては、どうでも良い情報かもしれません)

浅草橋エリア。浅草、とあるのですが。浅草寺から南へ、蔵前も過ぎて南下、南下。秋葉原駅の真東辺りのエリアですね。東京を東西に流れる神田川が、隅田川と出会う角地。この、リバーとリバー交わる場所の、まさに川沿いにそっと建つマンションの一室。スケルトンリノベーションされた一室が借主を待っています。

現した躯体にホワイトの塗装。一部はコンクリートを剥き出す形に。玄関脇のシューズボックスや、天井のハンガーパイプ、荒削りな室内中央の吊り棚、どれもがラフで、東東京エリアのど真ん中にふさわしいリノベーションスタイル。

室内は約19畳の広さあるワンルーム。マットに仕上げられた茶色の床材。足元のボックスキャビネットは可動式の4連式。とりあえず、壁際に寄せてみました。キッチンは無機質なスタイル。ステンレスの天板に、フレームのみのシンプルスタイル。キッチン脇のジグザグなシェルフには何を置きましょう。調味料と調味料の、その間に潜ますサボテンとか。遊び心が止まらなそうですね。文庫とかも良いのかもしれません。日替わり読書棚、カレー仕込みながら今日は何読もう、という感じでしょうか。

8階から眺める神田川ですか。柳橋が近いですから、川に浮かぶ舟たち。そのいくつかは船宿のそれでしょうか。この神田川沿いをですね、東方面に隅田川に向かう格好で。ちょうど柳橋と呼ばれるエリアの川沿いあたりが、散歩に大変オススメです。

洗面もカッコ良いなあ、などと思って。脇のトイレのドアを開けたらですね。これがなかなか好きな空間でした。ブルーの壁面。木製の便座。不思議、大好き(昭和の広告コピーの代表作です。申し訳御座いません)。

こちらのお部屋、暖色系の照明が豊富なのですが。照明落としても、なかなか見応えがあります。より無骨でラフな印象に。それで、どうして、やきとんなのか？ですよね。浅草橋。駅周辺の高架下とその周辺に密集する飲食店。なかでも、ひときわ存在感を放つのが、西口やきとんです。だいたいお分かりでしょうか。ちらほらオシャレなお店も見かけるようになりましたが、なかなかディープな飲食店多めなエリアなのです、浅草橋ってやつは(遠い目)。この存在感あるリノベーションされたお部屋で過ごしつつ、夜な夜な浅草橋の飲食店Digってしまうのが良いのではないでしょうか。蛇足ですが、物件のすぐそばには、MAKII MASARU FINE ARTSが。少し歩いて、柳橋の方にも確かギャラリーが何軒か(記憶が正しければ)。柳橋のたもとには、アウトドア風味なアパレルショップ。東日本橋寄りにさらに歩くと、TOKYO WHEELSありますね。自転車でしょー、アウトドアでしょー、ギャラリーでしょー、で、やきとんでしょー。おや。もはや、言うことなしですね。素敵にイーストトーキョー、過ごせるのじゃないでしょうか。

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