【募集終了】東京Campin'

(写真は前回募集時のものです)

コテージのような内観に加えて、家具付きのサービスアパートメントが借主を募集しています。これはもう今持っている家財一式放り投げてしまって、身も心も軽くなってこの物件に飛び込んでみてはいかがでしょう。

斜めの天井と存在感のある室内階段。あたたかみを感じる風合いはコテージのそれで。白格子の出窓からは外の緑を眺める事が出来て、避暑地に滞在しているかのような気分です。この木製の階段、コテージでワクワクしながら昇るやつに似てませんか。ワクワク。

こちらのキッチン、カーブを描いた黒のレンジフードがアクセントに。真下の天板と合わせたヤツでしょうか。ちなみに、Panasonic製でしたね。ところで、このカウンターと収納の木材の感じ、海外のコンドミニアムな印象を受けますが、どうなんでしょう。コンロは1口IH、料理に拘りたい方には不足を感じるかもしれません。コンロをぐるっと囲む白天板の張り出し部分にはお酒のビンでも並べる感じでしょうか。ちょっと目を疑ったのですが、シルバーの冷蔵庫置いてありまして、加えて容量は小さいながらも食洗機もついているという事で。すごいですね。ちなみに、食洗機もPanasonic製でしたね。

天井に目をやれば、トップライトですね。メタリックなシーリングファンもついています。ロフトはそれほど天井の高さはないのですが、広いです。加えて壁面収納が2カ所。ひとつは観音開きのそれで、布団など入れる感じでしょうか。もうひとつの収納には本など置いて、眠る前の読書時間を楽しめるやつかもしれません。

気になるポイントは、バストイレが同室、という事でしょうか。ゆとりある設計になっていますので、いわゆる3点ユニットバスの窮屈感はありません。やっぱり、なんだかコンドミニアム風味を感じますね。どうなんでしょう。

"これはもう今持っている家財一式放り投げてしまって、身も心も軽くなって飛び込んでみてはいかがでしょう。"

冒頭、そんな事を書いてみましたが、書いてみるとハタと気付く事があります。そもそもです、なんで東京で暮らすなかで、物理的にも精神的にも(ローンとか、ローンとか、ローンとか)重たい、いろんなモノをですよ、私たちは背負い込んでいくのでしょうか(そうではない生き方をしている方もいらっしゃいます、念のため)。暮らし向きがいつ変わるかも分からない、東京に飽きてしまう事だってあるわけで。そんな時に、重たいモノでがんじがらめになってしまって身動きが取れない、なんてことになったらちょっとあれですよね。根底には、東京暮らしはかくあるべし、という観念があるのかもしれません。けれど、将来は予測不能、不確実性の度合いは増していきます。これはもう、東京にはキャンプで来ている、くらいの心持ちでいるのが丁度良いのかもしれません。キャンプって、仮小屋という意味があるらしいですから。全部放り投げちゃいましょう。今月末のローンの支払いに怯えている私からのささやかな物件紹介でした。

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