【募集終了】あの頃、善福寺で

どこまでもフラットな住宅街。欄干に寄り掛かり、ぼんやりと眺めた空。この生活を守りたいと努力した日々。あの頃、善福寺で。

吉祥寺駅から20分。20分ですよ。どうしたものでしょう。でも、大丈夫。電動自転車で6分でした、吉祥寺駅から。道は平坦。低層の家並みもフラット。

階段で向かう3階。エレベーターはありません。出迎えるエントランス。空。

グッとくる玄関と照明。前面のぽっかりとしたスペース。空。

石

お隣をウォッチング。緑。

これよくない？よくないこれ。よくなくな

そんなことないですか？そうですか。

玄関を開けて。ウッディーさ加減が心地よいシューズボックス。室内へと目を向ければ、なんでしょう。ほのかに感じるレトロ風味。

ダイニングキッチン。鶯色の壁面がカーブして。狭い？ノンノン。現地で体感してみてください。

しかしながら、冷蔵庫どこ置こうかしら。あまり背の高い冷蔵庫ですと、ちょっとあれかもしれません。現地で測って頂けますと。

振り返れば。レトロ　ミーツ　アーツ

仕切る引き戸。吊り引き戸ですので、音や気配は完全には仕切れません。ただ。ただ、この引き戸がなかなか。

L字窓の空間。迫り出すカーブ。宇田川町にかつてあったカフェ的な印象のこのスペース。たぶんここが、このお部屋のハイライト。今日は何をかけますか Hey DJ

暮れてきましたので、照明も付けてみました。そこここのレトロ感。合わせる暖色の照明。ダウンライト。良い。とても、良い。

和室もあるそうで。ベランダに出れば、どこまでもフラットな住宅街。武蔵野。吉祥寺。デコボコなく、Stable. 

玄関脇の洋室。この配色センスって、どういうことなのでしょう。なんだろう。ここ、どうやって使うのが良いんだろう。レトロサイケ。なんでしょう。

このドア、良くないこれ。水廻りについては、いつも特段のコメントのないことで有名なaeTeです。なんだかすみません。

フラットでいることが難しい。生活も価値観も。困ったものです。決まってそんな時は、ゆっくり足並み揃えて、善福寺公園を流して。

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