【募集終了】やがて、落ち着きのないこの街を (Break of Dawn)

あるシチュエーションだから、住める街、住みたい街ってありますよね。例えば、高円寺。街のそこここに吹き出す、静かな、あるいは騒々しいエネルギー。散在する文化。エネルギーと呼応して、文化を余すことなく享受する。まだ、時間と精神にゆとりある人生の時期に、出来れば住んでみたい街なのかもしれません。

2022年9月13日。高円寺の駅前はあいも変わらず、です。アカン人たちですね、などと褒め言葉を呟きながら進む純情商店街。脇道に入るとやがて見える外形が特徴的な建物。今だと、小杉湯の近くですね、と言った方が伝わりやすいのでしょうか。とにもかくにも、現地に到着です。

募集のお部屋は最上階の3階角部屋。エレベーターはありません。1LDKの間取りですが、メゾネットタイプ。下階のメインフロアは、天井の木材と、壁面のコンクリート、ガラスブロック、そして懐かしさを感じる床材模様。

キッチンの天井と壁面は傾斜していて。シンクの前に立ってみたのですが、不便さは感じませんでした(成人男性 177cmの場合)。気になったのが、この天窓。しっかりとした木枠。見ると、北欧デンマーク拠点のVELUXのもので。

お手洗い、浴室についても、傾斜しています。お手洗いの頭上にも、VELUX。LOVE。

何かが私を呼んでいる？ ふと、見上げれば、ドーム？

ドーム。DOME。階段をのぼると、そこに在る、ドーム。約2.5mの天井高ということで、十分立てる高さです。ロフトはとかく熱がこもりがちですが、窓は開閉可能。エアコンも付いている、ということで。

おそらく、このロフトにベッドを置くことになるのでしょうか。駅前周辺のお店や人から受け取ったエネルギーを、静かに昇華するために。このロフトで音楽でも聞いて、とことん落ちて。天井でもぼんやり眺めてしまいたいですね。やがて状況は変わり、高円寺を離れる時が来るのかもしれません。振り返れば、高円寺時代、荒れていたな、迷っていたな、などと思うのかもしれませんが。夜明け前の休憩くらいに思って、気楽に高円寺時代楽しむのが良いのかもしれません。

何言ってるのかわからないけど、お部屋には興味はある、という方はお問い合わせフォームからご連絡下さい。