【募集終了】君とパラディーソ (あるいは、氷水にスイカ)

降り立つ下階に、ウッドデッキ。コンクリートのシャープな質感、なのに、なにかとてもプリミティブな感情が湧き上がるのが不思議で。なにはなくとも、君とパラディーソ。

最寄り駅に阿佐ヶ谷駅徒歩19分とありますが。どうなんでしょう。杉並区は永福町から、電動自転車で。阿佐ヶ谷駅のたおやかな並木道を超え、阿佐ヶ谷デニーズ 、今日も素敵ね、などと思っていたら、あっという間でしたね。中央線使う頻度高めの方、自転車あれば、徒歩19分なんてなんのその、ですよ。などと思いながらふらふらと白鷺2丁目。コンクリートの外観に植樹。シャープなだけではない、何か。

前借主が退去したばかりですので、写真はクリーニング前のものです。玄関を開けて、お手洗い。

室内廊下を挟んで、対面にはL字型のキッチン。ダイニングに対して、対面式となっております。こちらのキッチン、シンクも作業スペースも割とゆったりと取られていますが。冷蔵庫置いてしまうと、ちょっと狭さ感じる空間かもしれません。ふたりでワイワイ食事を作る時は、カラダとカラダ、ぶつかってしまうかもしれません。それがまた良いのよ、うふふ、という話ですか？そうですか。

もうひとつコメントを。カウンターの木材はオイル仕上げで、艶のある質感に濃いブラウンが良く合っていて。なのですが、このダイニング空間、それほど広さはありません。大きめのダイニングテーブル置いてしまうと、少し手狭な感じが。あ、ちょっとソースを、などと手を伸ばすと、彼と手が触れてしまうかもしれません。それがまた良いのよ、ですか？もういいですか？このくだり。そうですか。

振り返れば、螺旋階段が私を呼んで。覗き込んでみると。あら、素敵なウッドデッキだこと。

少しバルコニーから身を乗り出して、例のウッドデッキを見てみましょう。気になったのは、お隣のそれ。あのパラソル、良いですね。冷たいお白とか、合いそうじゃないですか。視線の先には、公園が。

螺旋の階段をおりていくと、広がる空間は不思議な感覚で。外のウッドデッキのせいでしょうか。ハードでシャープなコンクリート打ちっ放しの室内空間は、無機質になりきれなくて。カッコイイよね、という気持ちと、暖かいよね、という気持ちが交互に寄せては返して。

ウッドデッキには水道が設置されていて。ウッディーなベンチもある、ということで。パラソル立てて、銀ダライには氷水。足は仲良く片方ずつ。足と足の間には、小さめのスイカでも置いてしまってですね。ほんとにもう。

どうしたの？お父さんお母さんはどこなの？

こちらが洗面と浴室で。洗面が良かったですね。ゆったりとしたスペースで、照明の光量も抑え目で。

光といえば、各階の主要な明かり灯してみましたら。こんな印象でした。どうなんでしょう。

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