今日もまた、鈴懸の夢を見る

遊び心ある内装。高い傾斜天井。バルコニーから眺める下目黒の空。どれを取っても、なかなかなものですが。しかし、最も推したいポイントは、物件周辺の緑豊かな街の情感だったりして。

なにはなくとも、下目黒6丁目です。最寄り駅から絶妙な距離を保つ、都会の、目黒区のエアポケット。こだわりのある個人商店が並ぶ目黒通りにほど近く、そして、やはり見逃せない林試の森公園。目黒区なのに、豊かな緑に包まれながら歩く遊歩道。たまりません。とはいえ、ですね。撮影当日は東急目黒線の武蔵小山駅から物件を目指し。歩くと、まあまあ距離あります。私は電動自転車で。駅から物件まで、体感6分ほどでした。募集のお部屋は住宅街の一角に建つ3階建。印象的なファサードをくぐり3階へ。最上階角部屋。玄関ドアは至って普通の造りですが。開いてびっくり、洗い出しの室内廊下。和風...？

建具はブラックを基調としていますが、ふと上を見上げてみると。こちらも和風...？な模様のシートが貼られていました。なかなか自由に改装を楽しまれたのでしょうね。

居室はシンプルなワンルーム。キッチンの上にはロールスクリーンが設置してありますので、居室とキッチンを仕切る事ができます。上部収納も含め、収納のキャパシティは優等生。バルコニーに出てみますと、これまた絶妙な具合に前面の建物の窓が、募集のお部屋と相対していない状態で。完全プライベートな空間ではありませんが、極端に人目を気にする事はなさそうでした。

お部屋自体はワイドなワンルーム、無垢材の梁に植物をかけてしまいたい気持ち沸き起こるのですが。お部屋の撮影終わった後にですね。バッテリーの切れた電動自転車、つまりはただの重量ある自転車に跨ってですね。駅までのんびりと緑眺めていたらですね。プラタナスなのですよね。つまり、鈴懸の木ですね。たおやかな緑、そこここに流れる赦しの街感。ああ、今回ばかりは、お部屋よりも。この下目黒の街が夢に出てきそうだな。つまりは、あのお部屋に住む方もきっとですね。時たま、夢に出てくるんじゃないかしら、鈴懸とこの街の優しさ。そんなことを思ったわけですね。え？その、肝心のプラタナスの木々の光景は？ですって？　そうなんですよね。しっかり、撮り忘れてましてですね。なんだか、すみません。

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