【募集終了】うたかた ON THE CORNER

L字に象られた窓が印象的で。時折、レースのカーテンを開けて、通りの景色を室内に取り込めば。なかなか味わいある光景生まれるON THE CORNER.

築14年のデザイナーズ。板橋ののんびりとした家並みに建つ、コンクリートの外観。オートロックを開けて共用の廊下を進むと出会う、光とコンクリートの協奏。これだけで3杯いけてしまいますが、皆様におかれましてはどうなんでしょう。

洋室は9.17帖。やはり気になるのが、目に飛び込むL字の窓。1階、という事で、人通りはあります。常時、写真のように開放するわけにはいかないと思います。たまに。たまにね、カーテン開け放ってしまいたいところですよね。なお、縦長の室内になっておりますので、洋室内はそこまで広さがあるわけではありません。

コンパクトな室内、収納も程々、と言ったところです。コンクリート壁面にフックが打ち込まれています。このフックには、やはりイラストレーションなりを飾りたいところで(個人の見解です)。

横長の洗面鏡が嬉しいところですね。そして、あら、この浴室、好き。撮影当日は通電がなかったため暗い印象ですが、白の壁面、白のバスタブ。これはきっと、明かりつければ輝くお風呂時間が始まるやつじゃないでしょうか。洗濯機置き場は室内にある、という事で。クリーニング前のお部屋のため、汚れがあります事ご容赦下さい。なお、バルコニーはありませんため、洗濯物は室内干しが前提になろうかと思います。浴室乾燥機がついていますので、浴室内干しでしょうか。

キッチンはシンプルスタイル。単身の方で、そこまで自炊に拘らない方には不足はないのかもしれません。レンジフードがついていないため、エブリデイ油物な方は、油跳ね防止の工夫をされた方が良いのかもしれません。なお、洋室内と比べると、一段天井が低いです、キッチン。

さて、いつもながらに悩ましいところです。縦長のお部屋という事で。なるべく広く空間を使いたいところです。どうなんでしょう。L字の窓の真下に、横にベッドを置いてしまえば。L字の窓の景色は遮りませんし、動線も広く確保が出来そうです。キャビネットは腰高よりも低いものを主流に、圧迫感のない形にまとめたいところです。ベッドで目を覚ます休日の午後。またやっちまった爆睡。でも、まあいいか、と。そしてまた落ちていく意識。浮いては消える日常ではありますが。窓から差し込む柔らかな午後の光でも受けながら、ただ過ごしていくというのも良いのかもしれません。

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