【募集終了】だから僕らは落合を選んだ

リモートワークの浸透に伴い、職場近くに住む意義は薄れて。住むエリアの選択肢は広がる一方で、じゃあどこに住んだらいいのかしら、という嬉しい困惑もちらほらと。郊外の戸建借りとく？どっこい大好き下北沢？ちょっと待って頂きたい、そこの御仁。忘れて頂きたくない、新宿区落合。懐かしさ残る街並みに、度肝抜かれるカルチャーの点在。意外に都心へのアクセスも良い、落合の良物件をご紹介。

落合。名前を聞いたことがあるかどうか、微妙なラインのこの地名(落合LOVEな方、すみません)。高田馬場や新宿へは、ヒョイっと行けてしまう都心アクセス良好なエリアなのですが。降り立ってみると気づく、昔懐かしの感じ。大通りを一本入ると続く住宅街。新築も、瀟洒な家々もありますが、所々に残る古い家並み。住宅街に突如現れる神社。夕暮れ時ともなれば、ぷあーっと豆腐屋のラッパでも聞こえてきそうで。で、ですね。何だかじんわりくるなー、と思わせる落合に現れる外観コンクリートな建屋。薄いグレーの釣鐘のような照明。色味異なるグレーの協奏。オートロックを開けて踏み入る共用部。グロピウスのバウハウスの、あのデッサウ的な何かを思わせるモダンな造り。やだ、惚れてしまいそう。

低層の共同住宅で、外階段とくると、決まってこの気持ち良さが。朝の眩しいほどの光でも、夕暮れの侘しさでも。3階の外れの一角が、借主を募集する物件です。

何度でも言ってしまいますが、玄関に窓があるって、素敵。側面から放たれる光の面。玄関に広がりを持たせる装置。素敵。室内は白の壁面に、温もりを感じるブラウンの床材と建具。天井から降りてくる柔らかな光はいつだって好印象。

廊下を進み、ドアを開けると広がる9帖のLDK。多めの開口部。視界の抜け感は飛び抜けているわけではありませんが、やはり窓が多い室内は開放感があって。この対面式のキッチン、L字型スタイル。窓という窓のそのさきが目に入ってきます。そして、ちょいちょい存在を主張する、外の広々とした何か。なんでしょうか。

そうですか、バルコニーさんですか。落合の空が広がります。バルコニーグレー、なんてことのない塗装なのでしょうけど、夕景にやけに映えます。そして、1番のポイントは目の前の神社でしょうか。こんもりとした緑。夏場には、祭囃子とか聞こえてきちゃうんでしょうか。そこはかとなく漂う懐かしさ。あれですか、椅子持ち出して、祭りで買ったかき氷とビール片手に。足元にはビニールプールでも置いて。寛いでしまうやつでしょうか。

東側には6帖の洋室が。幅木はグレーで。全体をまとめる縁の下の力持ち。洋室の奥にはウォークインクローゼットが。全体的に収納は少なめですので、このクローゼットにまとめて荷物を収めておきたいところです。

だからどう、というわけでもないのですが。洗面スペースには西側に通じるドアが。このドア、あのバルコニーに繋がっているやつです。洗面からバルコニー、どんな動線描きましょう。それにしてもあれですね、給湯のこの配線感。AKIRA思い出しますね。どうでも良い話ですね。

所在地の上落合。駅周辺をぶらぶらしてみますと。クリーニング店装うアパレルショップあり(スケボーも置いてましたね)、洋菓子店と思わせておいて、スイーツの隣に箱でレコード置いてみたりしている店舗あり。なんで？みたいな店舗がポツポツと点在する面白いエリアであることに気づきます。界隈の昭和な雰囲気ともあいまって、なんだか掘ってみたくなる近辺。いざとなれば都心へのアクセスは問題なし。用事がなければ、ぶらりぶらりと界隈を流してみて。募集のお部屋では、バルコニーでのんびりして、洋室の窓際でちょろっと仕事でもしてみる。リモートワークが半常態化した昨今、落合に住んでみるってのも、案外乙な気がしてみました。一緒にこのエリア、掘ってみませんか？

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