日暮しSemi-Base

東京都荒川区日暮里。”一日中過ごしても飽きない里”という意味づけがあるそうです。(wikipedia調べ)本日ご紹介の物件は、一日中家にいても飽きない、かどうかはわかりませんが、色々な過ごし方のできそうな半地下の物件。半地下のお部屋って割と好きなのですが、みなさまはどうなんでしょうか。室内に十分に陽が差し込まない、とか。忘れ去られた場所のような、とか。みんな企業に就職していくのに私だけフリーター、みたいな。置いてけぼり感とか感じてしまってあれなんですかね、根本的には。半地下って。

でも主流から外れてみたら、楽になることってありますよね。なんの話かわかりませんが、そんな(どんな?)半地下なんだけど天高ある素敵なひと部屋です。

お部屋のハイライトから早速行きたいと思います。やはり、この天高の感じ。玄関ドアから 4段ほどの階段を下っていくのですが、これがとても良いアプローチになっています。視界的に空間の広がりも感じるし、メインのリビングの空間に下っていくまでの高揚感があります。良い例えが思い浮かびませんが、スタジアムのスタンドから階段を降りて徐々にフィールドに近づく感じ？余計わかりづらいですね。失礼しました。

ところで、この壁についているシルバーのフック。物をかける用途だと思いますが、懸垂くらいできそうですね。シーリングバーにふんだんに設置されたスポットライト。これは地下のスタジオ感ありますね。お部屋の中央にある窓を開けると、そこは建物エントランス入ってすぐの自転車置き場です。なるほど、これはちょっと難ありですね。考え方を変えれば玄関が2つあるとも捉えることはできますが、セキュリティ上いけませんね。トイレ、浴室、洗面の設備はさすが築年浅い物件ですので、不足はありません。

このお部屋の使い方ですが、どうなんでしょう。例えば、室内の壁ですが、自転車がかかけられそうですよね。玄関から自転車担いで室内に入って、ヨイショっと壁に自転車をかける。洋服を壁面のシルバーのフックに引っ掛けて、ソファに沈んでぼんやりする。アリですね。物件所在の東日暮里、最寄駅はJR山手線の日暮里駅なのですが、これは例えば自転車があればですよ、蔵前はもとより、ちょっと頑張れば清澄白河も射程圏内。赤羽の赤提灯や浅草のホッピー通りもいけますね。ちなみに飲酒運転はダメ、ゼッタイ、ですね。

あとはどうでしょう、このキッチンの眺めですと、料理好きな方には良いかもしれません。友人を招いたホームパーティでもこしらえて、ビストロスマップよろしく、階段を下って仰々しく料理を運んだら楽しいのかもしれません。

あるいは本気のダンススタジオ使いもできそうですね。半地下でしかも天高。きっと音も良い感じに響くと思います。壁に鏡でもつければ、練習に持ってこいですね居住用兼スタジオ。アリですね。なんだか使い方の妄想が止まりませんので、ここいらで終わりにしたいと思います。

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